こんばんは。見切り発車なHPを申し訳なく思っております近藤です。
さて、前回変形性ひざ関節症と脂肪が関係があるというお話をしましたが、
今日は何故かというお話をしたいと思います。
肥満になると体の中に皮下脂肪や内臓脂肪が増えます。
もちろん体重も増えますね。
これだけでも膝にかかる負担は多くなります。
しかしそれ以外に上の図のように膝のお皿の下にも脂肪細胞がたまります。
関節の中にも脂肪って溜まるんですねぇ、、
このおなかの中の脂肪細胞や関節の中の脂肪細胞がどうやら悪さをしてるようなんです、、
これらの脂肪細胞が最近の研究で図のようなアディポカインという物質を分泌するみたいです。
お腹の中の内臓脂肪で分泌されたアディポカインは血液にのって膝関節に、膝関節の脂肪細胞で分泌されたアディポカインは直接膝の軟骨へ、、
そして何が起こるかというと、、
炎症が起こります。この炎症によって関節軟骨は壊れやすい状態になります、、
したがって肥満の状態は変形性ひざ関節症になりやすいといえます。
こわいですねー!!(+o+)
変形性ひざ関節症になるとまず膝の軟骨が削れていくことから始まります。
削れた軟骨が膝関節内の滑膜と言う部分を刺激し炎症が起こります。
その結果、痛みが生じ膝が腫れてしまうのです、、
特に重度の変形性ひざ関節症では軟骨がなくなり骨の神経同士がぶつかり合うことで、、
ひどい痛みが起こるのです、、、((+_+))
こうなってしまうと人工関節にする手術を受けなければならなくなってしまう場合も!!
これを予防するにはやはり、、、、
運動です!
まあ運動以外にも様々なアプローチ法がありますが私は運動指導者なのでやっぱり運動をお勧めします!
では、なぜ運動が変形性ひざ関節症にいいのか?
それはまた次回お話しいたします!