専門家の偏った持論

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世の中の健康情報を見ていると、いまだに「○○は絶対に食べるな」といった極端なメッセージが人気を集めています。
 
強い言葉は分かりやすいし、不安を刺激すると行動は単純になります。
 
でも、その多くは科学というより思想に近いと私は感じています。
 
科学とは、誰か一人の意見ではなく、複数の研究やデータの積み重ねによって、現時点で最も妥当だと考えられている理論のことです。
肩書きがある人が言っているから正しい、というのは少し危険です。
 
医師であっても、トレーナーであっても、人は人です。
 
大切なのは「何を根拠に言っているのか」です。
 
よくあるのは、不調の例を示して特定の食品をやめさせ、体調が良くなると「ほら、これが原因だった」と結論づけるパターンです。
 
でも実際の身体はそんなに単純ではありません。
 
睡眠、運動量、ストレス、栄養バランス…体調は常に複数の要素が絡み合って変化しています。
 
日常の健康において、「これをやめたら必ずこうなる」と言い切れることはほとんどありません。
 
明確な毒物のように、因果関係がはっきりしている場合は別ですが、ほとんどはグラデーションの世界です。
 
極端な本や主張が出てくること自体は、ある意味仕方のないことかもしれません。
 
ただ、私たちのような現場に立つ専門家が、主張と科学をごちゃ混ぜにして伝えることはあってはならないと思っています。
 
ましてや自分の体験談を、偏った理論と無理に結びつけて正当化するのはプロとして誠実ではありません。
 
これまでもお伝えしてきましたが、本来の健康づくりは「何かを極端に排除すること」ではなく、「丈夫になること」。多少の揺らぎがあっても崩れない身体を育てることです。
 
シンプルな習慣を積み重ね、食べることも運動することも、怖がるのではなく整えていく。
 
その積み重ねこそが、長く続く本当の健康だと思います。
 
これも私見ですけどね、、(笑)

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