こんにちは。浦和レッズが負けてしまって落ち込んでいる近藤です。
さて、変形性膝関節症の予防には運動が効果的というお話しをしました。
本当に痛いときには医療機関に診察をしてもらうのが一番ですが、、
膝の痛みがあっても無理のない範囲でむしろ運動したほうが痛みが取れる場合もあります。
日本整形外科学会の報告では運動するグループと鎮痛薬を飲むグループに分けて痛みの程度の変化を調査したところ
8週間後には同じぐらい痛みの程度が和らいだという研究結果が出ています。
つまり運動は鎮痛薬と同等の効果があるとのことです。
運動は薬と異なって副作用がありません。
という事は、、、
まずは運動がお勧めです。
おもに運動すると上記のこの5つの効果があるとされています。
痛みの原因となる炎症性物質の放出が減少されます。
また動くことで膝周りの筋肉が丈夫になってクッション性能が良くなりひざ関節は安定化します。
運動は痛みに関する神経にはたらきかけて痛みに強い体になります。
さらに運動して筋肉の量が増えると血行が良くなります。
血行が良くなると膝の曲げ伸ばしがスムーズになり痛みや疲れが取れやすくなることもわかっています。
筋肉の量が増えると活動代謝が上がり太りにくくなります。体重が落ち直接的な膝への負担が減ります。
一石何鳥にもなりますね!!
また最新の研究では下記のような、、
筋肉で作られるマイオカインという物質が膝の周囲の筋肉に作用し筋肉を太くします。
さらに骨に作用して骨を強くします。さらに脂肪を分解する作用もあります。
そうすることで前回ご紹介した悪者アディポカインの分泌も抑えます。
全身の筋肉の60%は下半身にあると言われています。下半身を鍛えることで効率よくマイオカインを分泌できます。
どんな運動が良いのか?
これは最寄りの運動指導者にお聞きください。